フロントエンドエンジニア兼ゲーマーがモノやサービスをレビュー

64bit版Vistaを導入する前の注意点

Windows 7 のβ版公開で更に拍車をかけて売れなくなったVistaですが、危機を感じたマイクロソフトが「これが俺達の切り札だ!」とUltimate版を対象に10,000円キャッシュバックキャンペーンを始めたようです。

[Microsoft]
新生活応援キャッシュバックキャンペーン

他にも、参加ショップは限定されますが500円分のQUOカードがもらえるキャンペーンなども行われています。
[Vista-mania]
DSP版 Windows Vista Ultimate with SP1 春の陣!
なくなり次第終了だけどなくなる気配がないとのこと(笑)。やっぱり1月末で生産が終了したXPのほうがバカ売れしてるみたいです。

SONAR8がVista x64に対応しているので、SONAR使いの皆さんも64bit版OSが気になるのではないでしょうか。
そこで今日は主に音楽制作面からみた64bit版OS導入前の注意点を書いていきます。
各エディション別の主な機能差はここでは省きますね。知りたい方はマイクロソフト公式ページの機能差はわかりにくすぎるので別サイトのリンクをどうぞ。

[日本HP] Windows Vista 正規版 エディション別機能比較表

スポンサーリンク

メモリーの最大積載量が違う

64bit版のOSにするメリットとしてメモリーが4GB以上でも認識するというのはご存知でしょう。32bit版OSだと4GB積んでも認識するのは3GB強、僕のマシンではBIOS画面でこそ4096MBですがOSが起動すると3.12GBです。

ですが、Vista x64にすればどこまでもメモリーが積めるのかといえばそうでもありません。
各エディションごとにメモリーの最大積載量が決まっています。
Home Basic8GBまで、
Home Premium16GBまで、
BusinessUltimate128GB以上(曖昧な表現ですがこれが正式なのです)

マザーボードによる制限

あとはマザーボードの性能。自作派の方は買う際にスペック表で見ると思うので分かると思いますが、現在だとコンシューマー向けのハイエンドモデルで最大24GBというのが多いですね。Core i7用のX58マザーで4GBx6本。
そういえば先日韓国のSamsungが世界初となる1チップ4GbitのDDR3チップの量産を開始したそうで、これを使うと最大で1本32GBのモジュールも作れるとか・・・。お値段どうなんでしょう(・∀・;)

接続する機器の対応状況

ここも大事です。ハードウェアの互換性問題があります。
必ず事前にお使いの製品のメーカーサイトでデバイスドライバが64bit版に対応しているか確認してください。
「OSを入れ替えたらオーディオインターフェイスを認識しなくなった!」では元も子もないですからね。
マウスやキーボードなどシンプルなもの(要するに繋いだ時点で自動的にOSがドライバを適用するようなもの)は大丈夫です。
が、オーディオインターフェイスに限らず、独自のドライバを導入して使用しているものは注意が必要です。
ちなみに、商品パッケージにVistaのロゴマークがついている物は、このロゴマークの取得条件に「64ビット版でも利用できることを保証すること」というのがある為、これを参考にして見るといいかもしれません。

64bit OSに対応していないCPUもある

CPUでも古いものだと64bit版に対応していない物があります。
Core2世代以降なら全然問題ありませんが、Pentium4なんかだと500番以降の後期型で対応、Celeron Dだと300番以降の後期型で対応のようになっています。
それ以前の、Core Duo/Solo、Pentium III、II、Celeron M、Pentium Mは32bitのCPUなので対応していません。
Celeronは旧型(Pen3世代のもの)では対応していなかったりしますが(Celeron Dual-Coreは新しい製品なので大丈夫です)DTMや音楽制作用のPCでCeleronを積んでいる人は殆どいないと思うので問題ないでしょう。

DSP版と違い、通常版のUltimateは32bit/64bit版が同梱されています。
アップグレード版は再インストールの際に手間がかかりますし、10,000円キャッシュバックキャンペーンを利用すれば、今ならDSP版とほとんど変わらないか安いくらいですのでこちらをオススメします。