フロントエンドエンジニア兼ゲーマーがモノやサービスをレビュー

SONAR8ユーザーは買い?Core i7本日発売!

さて年末、ボーナスやクリスマスなど”何かでかい買い物をしそうな雰囲気”です。
今日は「パソコンでも買おうかなー」というあなたの為に書きます。

以前の記事(SONAR8日本語版の仕様詳細ページがアップされてた)でも少し触れましたが、今日、11月16日深夜0時にIntelの新型CPU「Core i7」が発売されたようです。発売イベントを行った秋葉原では物凄い人だったとか。

スポンサーリンク

Core i7に必要な環境

では注目のこのCore i7を導入する為の簡単な解説と知識をお話しします。

CPUソケット

まず今までのCPUとはソケットの形状が異なります。つまりCPU自体の大きさが違います。
LGA1366というのがCore i7の規格。LGA775というのが今までのCPUの規格です。
よって、買おうと思っている人はマザーボードも同時に新調するのは必須条件となります。

メモリー

次にメモリーについてです。
DDR3という種類のメモリーじゃないと動きません。
既にDDR3メモリーを積んでいる方はいいのですが、現在主流のメモリーはDDR2。これも大半の人は買い直す必要があると思います。
「自分のパソコンのメモリーの種類がわからない」という人はほぼ確実にDDRかDDR2です。

モジュール規格としては、インテルによると正式にサポートしているのはDDR3-1066(=PC3-8500)までとされていますが、後で載せる価格表にもある通りDDR3-1333(=PC3-10600)以上でも動かないわけではありません。
DDR3-2000(=PC3-16000)でも動作したという実験結果もあります。
“動かなくても知りません”というだけです。

そして、Core i7のメモリーコントローラーはトリプルチャンネル対応ですので基本的に3枚一組で動作します。(今までのは2枚一組)
だからマザーのメモリースロットは3個か6個になっています。32bit版のOSを使っている人は1GB×3枚ですね。64bit版のOS(Vista x64、XP x64等)を使っている人は最大で4GB×6枚でもいけます。とは言うものの、1枚4GBのメモリーはまだサンプル出荷しかされてません。

チップセット

メモリーコントローラーがCPU内に統合された為、ノースブリッジが「Intel X58 Express」(以下、X58)に変更になりました。
まぁ上にも書いた通りマザーボードごと交換するのでCore i7用のマザーはX58でしょう。
ただ、X58はグラフィックス機能がありません。別途グラフィックボードを搭載しないと動きません。
最近はグラボ別途増設は当たり前みたいになってきてますからね。
積んでる人も多いかとは思いますが、完全音楽制作用のPCとして組んでる場合はどうかわからないので一応。
因みにサウスブリッジの方は従来通りのICH10(もしくはICH10R)と変更ありません。

Intel Core i7を買うと幸せになれる人

さて、ここまで面倒臭そうなことをずらずら書いてきましたが、Core i7とはなんぞやという部分も簡単に解説します。
ベンチマーク結果とか詳しい内容を知りたい人は後で下にリンクしたサイトからご覧ください。

8つのコア

まず大きな特徴。
コアが4つ搭載されてます。後々は8個搭載されたモデルも出るみたいです。
これは、PCから見たときに4基のCPUを積んでるのと同じに見えます。
でもこれだと現行のCore 2 Quadシリーズと一緒ですね。(因みにCore 2 Duoは2つのコアを搭載したシリーズ)
この4つのコアをPen4時代の遺産「Hyper-Threading」で更に倍にします。擬似的に8基のCPUを積んでるように機能しているのです。
これを想定してSONAR8のCPU表示部は8レーンあるんですね。

SONAR 8

そしてこのCPUを積んで恩恵のある人たち。
実はそんなにいません。
だって8コア同時に必要とするソフトなんてあんまりありませんし(笑)

例えばiTunesを使ってのCDからmp3にリッピングする機能。これは2つのスレッドで処理する為、8コアどころかQuadでも全く意味を成しません。

高機能を必要とするゲームなど一見多くの処理を必要としそうなモノも、同時にいくつもスレッドを使うというよりは1つのコアのクロック数が高い方が快適に動作する場合もあります。ゲーマーの方がCore 2 Duoの高クロックモデルを好むのはこのためです。

では恩赦がある人はというと、動画を編集する人達です。
(上のSONARもそうですがあまり一般的ではないのでここでは割合。)
特にハイビジョン撮影された動画などを編集するのにはレンダリングも含め一度に多くの処理を必要とします。そういう人は考えましょう。

オーバークロック

Core i7では「Turbo Mode」という、オーバークロックが標準仕様となっています。
これは処理量の多いコアだけをクロックアップして無駄な発熱や消費電力を抑える機能です。
だから上に挙げたゲーマーの方にも全く意味はないというCPUではないのですね。

市場価格

では気になるお値段です。
今日のイベントでのドスパラ秋葉原本店の価格表がこちら↓

ドスパラ Core i7

続いて、この日のCore i7の秋葉原各店の最安価格と、旧モデルを価格.comで調べた最安値(2008年11月16日現在)。

  • Core i7-965 Extreme(3.2GHz)109,890円
  • Core i7-940(2.93GHz)60,400円
  • Core i7-920(2.66GHz)30,850円
  • Core 2 Extreme QX9770(3.2GHz)154,052円
  • Core 2 Quad Q9650(3.00GHz)57,979円
  • Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)34,079円
  • Core 2 Quad Q8200(2.33GHz)20,380円
  • Core 2 Duo E8600(3.33GHz)28,980円
  • Core 2 Duo E8500(3.16GHz)19,779円

どうでしょう?
期待するのはCore i7登場でCore 2シリーズが型落ちし、これから価格が下がるだろうという点ですかね?
パソコンを新調しようとしている人は少し待ってみてもいいかと思います。
ではまた。

■関連サイト
[ITmedia] 写真で予習するX58マザー