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Eye-Fi Mobiを使って一眼レフから無線でiPhoneに送るのがこんなに速いとは!

無線LAN内蔵SDカード、Eye-Fiシリーズの新モデル「Eye-Fi Mobi」が先月発売になりました。 この「Mobi」と命名された新型の特徴は、写真や動画の転送をスマートフォンやタブレットのみに限定したことと、今までパソコンを使って複雑で手間がかかると言われていた転送までの設定を大幅に簡略化したということです。加えて、Pro X2の16GB以外ではClass6以下の転送速度だったのがClass10に対応。撮影したときの保存も、アプリに転送するときも、かなり速くなっているようです。

今回はこのEye-Fi MobiカードとCFカードアダプターを使って、Canonのデジタル一眼レフ、EOS 7Dで動かしてみたレビューを書きますよ!

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開封の儀

購入したのはこの2点。

Eye-Fi Mobi & EXTREME CF アダプター


7Dは記録メディアがCFカードなので、SDカード規格のEye-Fiカードはそのままでは入りません。Eye-Fiカード自体は数年前からあるものなので、いいなぁ便利そうだなぁと思ってはいたものの、カメラがCFカードなので諦めていました。よく考えたらそりゃあ変換アダプターくらいありますよね。
価格もこなれてきたので、ひとまずどんなもんかと一番お手頃な価格のMobi 8GBを買いました。


Eye-Fi Mobi & EXTREME CF アダプター 裏面

保証期間は1年。SDカードとしてみたらかなり短いですが、Wi-Fi内蔵カードはこんな感じなんですかね?

Eye-fi Mobi アクティベーションコード

ケースの裏にはアクティベーションコードが書かれていて、スマートフォンアプリにこのカードを登録するときに使います。紛失したり経年劣化で読めなくなってしまう前に1枚撮影しておきましょう!

使えるようにするまでの手順をノーカットで

僕は説明書に加えて、ネットでも先人者たちの設定手順や不具合の出る場所や対処方法を調べてから、いざ設定に取り掛かるタイプなんですが、今回は「簡単に設定できる」が特徴となっているので、パッケージに書いてある方法でそのまま試してみます。

Eye-fi Mobi 設定方法

STEP 1: お使いのデジタルカメラにアイファイモビカードをいれましょう

入れましょう入れましょう。CFカードアダプターを用意して…

Eye-fi MobiをCFカードアダプタに

パイルダー・オン。

Eye-fi Mobi + CFカードアダプター

一般的なCFカードはType Iという、厚さが3.3mmのものがほどんどですが、アダプターをかませるとType II規格の5mmの暑さをもったCFカードの大きさとなります。

CFカード TypeI TypeII 比較

なので、Type II規格に対応したCFカードスロットじゃないと入りません。7Dのスロットは大丈夫です。僕が普段使っている1000円以下くらいのカードリーダライターも大丈夫でした。ほとんどのスロットは対応していると思いますが、一応確認しておくと安心です。

EOS 7D CFカードスロット

STEP 2: 専用アプリ(無料)をダウンロードしコードを入力しましょう

Eye-fi Mobi アクティベーションhttp://eyefi.co.jp/app/ にアクセスするか自分でApp StoreやGoogle Playで検索してアプリをダウンロードします。
起動すると、アクティベーションコードの入力を求められるので、さきほど見たケースの裏に書いてあるコードを入力して「次へ」。


Eye-fi Mobiプロファイルのインストールアドホック接続するためのプロファイルをインストール画面に切り替わります。モザイクの部分は英数字が6ケタで、これがWi-Fi接続するときに表示されるSSIDになります。「インストール」をタップ。


Eye-fi Mobi 写真へのアクセスを許可写真アプリへのアクセスを求められます。
Eye-Fiから取り込まれた写真は、写真アプリの「カメラロール」の中に入り、同時に「Eye-Fi」という名前のアルバムが作られ、その中に分類されます。
「OK」をタップ。


Eye-fi Mobiカード準備完了これで設定は完了となり、ホーム画面が表示されます。
つまり、やることと言えばアクティベーションコードを入力するだけ。かんたん!

ここで注意しなくてはならないのは、今このように1枚も写真がない状態で、画面右上の「設定」ボタンを押してしまうと設定画面の左上に表示されるはずの「戻る」ボタンが表示されず、どうしようもなくなるということです。
今後のアップデートで修正されるでしょうが、今はそういうことになるので気をつけてください。


使い方

今までは初回のみ必要な設定の部分で、ここからは実際に使うときの方法となります。

STEP 3: 写真を撮ってみましょう

Eye-Fiカードはカメラ本体から電源を取っているので、カメラ自体の電源が入っていないと送信されません。7Dでいうところの「オートパワーオフ1分」のような設定になっている場合は注意が必要です。

Eye-fi Mobi Wi-Fi選択iOSの設定アプリでWi-Fiの項目入り、「Eye-Fi Card ○○○」という先ほど追加したプロファイルと同じ名前のLANが飛んでいるのでタップしてつかみます。

大事なのは一枚も送信する写真がない状態ではこのLANは出現しないことです。それと、Eye-Fiカードに電源が供給されてすぐこのLANが出るわけじゃなく、感覚的に30秒〜1分くらいかかります。


Eye-Fiカードアプリ 転送中表示Eye-Fiカードと接続ができたら、あとはもうどんどん写真が入ってきます。左のスクリーンショットはEye-Fiアプリのものですが、わざわざこのアプリを立ち上げなくてもWi-Fi接続された時点から自動的に写真や動画が送信されてきます。

ちなみに、選択受信という機能はなく、撮影した写真や動画は全て入ってきます。7Dの動画形式である.movファイルは受信されるものの「再生できない形式です」と表示され、iPhone内にはストックされませんでした。Android端末だと再生できるのかもしれません。


すべての写真を送信し終えると、これも感覚ですが、1分程度でカードとのWi-Fi接続が切断され、いつも接続してるWi-Fiに戻ります。これは「一枚も送信する写真がない状態」になり、Eye-FiカードのLANがなくなる為だと思われます。

その他の操作

写真の削除やSNSに投稿、加工アプリに送るなど

上でも書きましたが、受信した写真は、写真アプリの「カメラロール」の中に入り、「Eye-Fi」という名前のアルバムにも分類されます。つまり取り扱いは普通にiPhoneで撮った写真と一緒です。フォトストリームにも入るので、他のiOS端末にも同期されますし、MacでもiPhotoを開けば同期されます。
もちろん、端末上から写真を削除してもEye-Fiカードの中には残ったままです。モバイル端末は容量の制限が厳しいですから、いらない写真は削除しましょう。一眼レフのファイルサイズで溜まっていくので1枚1枚が大きいです。

複数の端末でEye-Fiカードを登録した場合

iPhoneの他にもiPadやAndroidなど、いくつの端末でもアクティベーションコードを使って登録することができます。その場合の写真の送られ方は「いずれかの端末に1回だけ送信」という動作になります。
同時に複数の端末でEye-Fiカードと接続はできませんし、手動でLANを選択して接続するので「アレッ!?こっちの端末に入ってきちゃったよ!」というような誤動作はありません。

Eye-Fiカードと接続してるときのインターネット

接続中のスクリーンショットを見るとわかるように、Wi-Fiに接続中に出るあのマークは出ず、LTEと表示されています。なので、Eye-Fiカードと接続しているときもLTEや3Gで通信できます。なお、無線LANの飛んでいない外出先でもEye-Fiカードとは接続できます。

転送速度

僕は記録画質の設定をRAW+L(Fine)にしていて、写真1枚のファイルサイズは約25.1MB+6.6MBです。Eye-Fi MobiではRawデータは転送されず、jpgの約6.6MBだけの転送になりますが、だいたい1枚3秒といったところです。もちろんカードとの通信状況にもよります。距離が離れていると弱くなります。

Rawデータや動画ファイルはパソコンとカードリーダーで接続すれば転送できますし、これほどサクサク転送してくれるとは思いませんでした。

おわりに

今回はEye-Fiの使用感はどんなもんだろうと、安い8GBを買ってみましたが、これほど快適なら16GBでもよかったかもしれません。それぐらい満足しています。

親戚の集まりや結婚式などでiPadと接続して撮った写真をリアルタイムで見ることができるようにしておき、参加者が欲しい写真をその場でプリントしたりメールで送信したりと色々な使い方が想像できますね。買ってよかった!




Eye-Fi カード比較表:Eye-Fi Mobi/Pro X2